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外壁塗装の全体の流れとは

公開日:2018/11/15  最終更新日:2018/10/22


自宅の外壁が汚れてきたり傷んできたとき、塗装をしてもらいたいと考えるかもしれません。
しかし今依頼してすぐに塗り終えられるわけではありません。
塗装そのもの以外の工程がいろいろあるので、それを知っておくと良いでしょう。

 

足場を組んで細かい作業ができる準備をする

日本の一般的な住宅は2階建てが多いです。
最近は3階建てやそれ以上の建物も増えてきています。
平屋だとしても屋根は非常に高くて危ないですが、2階建てやそれ以上となると壁の上の方は簡単には届きません。

外壁塗装をするときの流れとして、まずは足場を組むことから始めます。
単に足場を組むだけでなく、細かい作業を行うことを前提にした組み方になります。
屋根の上に上がるだけであれば、上る部分を作るだけで済むでしょう。

でも住宅の外壁をきれいにしようとするなら、作業員がきちんと手の届く範囲にしなければいけません。
もちろんギリギリ届けばいいのではなく、安全に作業ができる準備になります。

足場を組むのは塗装業者ではなく足場を組む専門の業者が行います。
塗装業者が提携している業者などが来てくれるので、住宅の立ち方や壁の様子などを考慮しながら足場を組んでくれます。
足場を組む時間としては、一般的な住宅であれば半日ぐらいあれば完了するでしょう。
少し大きな家になると1日ぐらいかかるときもあります。
周りの住宅に迷惑がかからないよう設置してもらいます。

 

汚れを落として大きなひび割れや補修をする

住宅の外壁は、長い年月をかけて少しずつ傷みます。
長い年月なので、毎日住宅を見ていてはわかりません。
写真などがあれば、新築後と現在の違いが分かるかもしれません。
汚れによって見た目も悪くなりますし、住宅の壁に問題が生じている可能性もあります。

外壁塗装をするときの流れとして、壁に起きている問題の修復があります。
まず高圧洗浄機を使って壁についている汚れを取ります。
汚れの上に塗装をすると塗装が壁本体に密着しにくくなります。
壁についている汚れを落とすことで、後から行う塗装剤がよりきれいに密着しやすくなります。

洗浄に続いて行うのが壁に発生している問題の補修です。
ひび割れなどがあるとき、小さいものなら塗装で対処できるときもありますが、大きいものだと塗装だけでは難しい時があります。
そこでひびを埋める補修を行います。
上にそのまま補修材をつけるのではなく、ひびのある部分を削ってそのくぼみに補修材を埋め込んでいきます。
これによって壁を平らな状態にできます。
後で塗装をするときに、補修した部分が分からないようになります。

 

養生をしたうえで塗装を行っていく

住宅の外壁に使われている塗料は簡単に水などでは落ちません。
もし落ちたら雨などで簡単に流されてしまうでしょう。
もし何もせずに外壁塗装を始めてしまうと、周りに塗料が落ちたりかかってしまう可能性があります。

作業の流れとして養生の作業があります。
まずは実施する住宅において壁以外の部分にビニールなどを貼ります。
その後周辺の住宅で塗料が飛び散る可能性のあるところにビニールを貼ります。

養生が終わったらいよいよ塗装です。
塗料にはいくつかの種類があり、まずは住宅の素材に密着しやすい下地の塗料を塗っていきます。
下地はその後に塗る仕上げの塗料との相性も考慮して選ばれます。
下塗りの後に中塗りを経て最終的に仕上げの塗装になります。
この時の色が今後残っていく色になるので、十分色の選定をしなくてはいけません。
見た目を重視するのか、外からの熱を受けにくいタイプにするのかなどの選択ができます。

塗装が完了すれば養生を外し、足場の解体を行います。
足場の解体は設置よりも早く終わります。
1時間から数時間で終わるときもあります。

 

外壁の塗装をお願いしたら、まず外壁での作業が行えるよう足場組が行われます。
その後に壁の下処理として洗浄とひびの補修が行われます。
塗装は一回で終わるのではなく、何回かに分けて行われます。
塗装が終われば足場を解体して終了です。

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