ベランダ防水の劣化は外壁にも影響する?早めに気づくチェックポイント

公開日:2026/01/01

ベランダ防水の劣化ベランダ防水が劣化すると雨水が染み込みやすくなり、建物の内部まで水が入り込むことがあります。放置すると外壁まで影響するケースもあるため、防水の劣化を早めにチェックする習慣をもっておくと安心して暮らせます。ここではベランダ防水の劣化が外壁に広がる理由と、劣化に気づくためのポイントを紹介します。

ベランダ防水の劣化が外壁へ広がる理由

ベランダ防水は雨水から建物を守る役割があり、劣化が進むと水の通り道ができてしまいます。劣化が起きた場所を放置すると、外壁の内部にまで影響が広がる場合があります。

防水層のひび割れが雨水の侵入経路になる

防水層が劣化すると表面にひびが入り、水が少しずつ内部へ入り込むようになります。わずかなひびでも雨が続くと水分が蓄積しやすくなり、乾きにくい状態が続くことがあります。水が内部にとどまると外壁材の裏側まで湿気が移り、カビや腐食の原因になる場合があります。早めにひびの大きさや数を確認しておけば安心です。

排水不良で水たまりができやすくなる

排水溝にゴミが詰まると水が流れにくくなり、ベランダに水たまりができることがあります。流れない水が長く残ると防水層の負担が大きくなり、劣化が進む原因になります。水が抜けにくい状態が続くと外壁にも湿気が伝わりやすくなり、室内の壁までシミが広がるケースもあります。排水溝の掃除は手軽にできるので定期的に確認しておきたいポイントです。

防水材の浮きや剥がれが広範囲に広がる

ベランダの表面が浮いたり剥がれたりすると、水が入り込みやすい状態が続きます。表面の浮きが大きくなると防水層が本来の働きをしなくなり、雨の日はとくに水がたまりやすくなります。防水材が剥がれた部分から外壁材に湿気が伝わると、建物全体の寿命に関わる場合もあります。浮きや剥がれは目視でも確認できるため、日頃から注意しておきたいポイントです。

ベランダ防水の劣化を早く見つけるチェックポイント

劣化は初期段階で気づくほど修繕の負担が少なくなり、外壁への影響を防ぎやすくなります。日頃のチェックで状態を把握しておくと安心です。

表面の色あせやくすみを確認する

防水層の表面に光沢がなくなり、色がくすんで見える場合は劣化のサインとなります。日当たりのよいベランダほど色あせが早く進むため、見た目の変化が劣化の目安になります。色がまだらになっていたり、部分的に濃淡がある場合は劣化が進んでいる可能性があるので、小さな変化でも見逃さないことが大切です。

歩くと柔らかく感じる場所があるか確かめる

ベランダの床に乗ったとき、沈むような柔らかい感触があると防水層の下で劣化が起きている場合があります。表面はきれいでも内部で水が入り込み、木材や下地が弱っているケースもあるため注意が必要です。柔らかい感触を放置すると範囲が広がりやすく、安全面にも影響する恐れがあります。歩いた際に違和感を覚えたら早めの点検を行うのが安心につながります。

排水溝の流れを確認して水の溜まり方を見る

排水溝にゴミや落ち葉が詰まると水の流れが悪くなり、ベランダに水が残る時間が長くなります。晴れの日でも水たまりが残る場合は排水不良や防水層の劣化が考えられます。水がスムーズに流れない状態が続くと防水層の負担が大きくなるため、定期的に排水溝を掃除しておくと安心です。

外壁の劣化を防ぐために行いたいメンテナンス

ベランダの劣化が外壁へ広がる前に、普段からできるメンテナンスを行うと安心して暮らしやすくなります。簡単な点検でも効果が期待できる場面があります。

定期的に清掃して汚れをためないようにする

ベランダは砂ぼこりや落ち葉がたまりやすく、掃除をしない期間が続くと排水溝が詰まりやすくなります。水が流れにくくなると劣化が進む原因になるため、定期的な掃除が大切です。清掃は防水層の状態を確認する機会にもなるので、月に一度はチェックしておくと安心です。

防水工事の目安時期を知っておく

多くの防水工法では5年から10年ほどで点検すると安心といわれています。築年数が長い家では早めの点検が必要になることもあります。定期的な点検を行うことで大きなトラブルを避けやすくなり、外壁への影響も防ぎやすくなります。劣化のサインが見つかったら早めに専門業者へ相談すると今後の防水対策をよい方向へ進められます。

専門業者に診断してもらう

専門業者の診断では、目に見えない部分の劣化も確認してもらうことができます。自分では気づかない小さなひびでも専門家なら適切に判断してもらえるため、安心感が高まります。外壁の状態も合わせて見てもらえるので、建物全体の健康状態を把握しやすくなります。

まとめ

ベランダ防水の劣化は雨水が内部に入りやすくなることから起こり、外壁にまで影響が広がる場合があります。小さなひびや排水不良でも劣化が進む原因になり、気づかないまま放置すると外壁材の裏側にも湿気が及びます。色あせやくすみ、歩いた際の柔らかい感触、水はけの悪さなどは初期段階で気づきやすいポイントなので、日頃のチェックを習慣にすると安心です。さらに清掃や点検などの簡単なメンテナンスを続けることで、ベランダと外壁の健康を守りやすくなります。また専門業者の診断では自分では気づきにくい部分も確認してもらえるため、建物全体を長く保つ力になります。

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