外壁塗装中の生活は、今までとは大きく変化する部分があります。これまでさほど気にせずに行ってきたことができなくなるので、それ相応のストレスを感じるようになるでしょう。また、近隣住民に配慮することも必要なので、そのための具体的な方法について紹介します。ぜひ参考にしてください。
外壁塗装工事中の生活とは?
外壁塗装工事中は今までの生活環境と大きく変化します。
室内が暗くなる
外壁の周囲に足場が組み立てられることがあります。さらに飛散防止ネットで自宅を覆われるので、日中であっても室内が暗くなります。真っ暗になることはありませんが、生活しにくいと感じることがあるでしょう。
エアコンが使用できなくなる可能性がある
エアコンの通気口が塞がれることにより、使用できなくなる可能性があります。そのため、エアコンが必要な夏と冬に外壁塗装を依頼するときは、前もってエアコンの代わりに室温を保てるアイテムを用意しておきましょう。
騒音が気になる
塗料を外壁に塗るときは静かですが、足場を工事関係者が歩くときの音や話し声などが気になってしまいます。そのため、テレワークや勉強などで集中したい人は、ストレスが蓄積されてしまうかもしれません。図書館やコワーキングスペースの利用を検討してみてください。
塗料の香りが気になる
幼い子どもが自宅にいる場合や、香りを敏感に感じ取る体質の人は、塗料の香りに抵抗を持つかもしれません。この場合は、香りがあまり気にならない塗料に変更してもらう方法があります。
工事中は自宅にいる必要はない
内装のリフォームでは在宅が条件ですが、外壁塗装の場合は留守にしても問題ありません。念のため工事関係者に一言伝えてから家を空けるようにしましょう。
外壁塗装工事中の過ごし方のポイント
埃とにおいについて対策を講じましょう。そして、今まで以上に防犯について考える必要があります。
窓を開けない
窓を開けて室内の換気をしたいと思っても、窓を開けないほうが無難です。外壁塗装中に生じた埃やにおいなどが自宅内に侵入する可能性があるからです。それにより不快な気分が生じてしまうので、窓を開けないようにしましょう。
洗濯物を干さない
外壁塗装中は洗濯物を干さないようにしましょう。埃やにおいが洗濯物に付着する可能性があります。室内干しで洗濯物が乾燥しない場合は、コインランドリーを利用しましょう。毎日膨大な洗濯物を洗濯する必要があるのであれば、乾燥機付き洗濯機の購入も検討してみましょう。
外出するときは施錠する
空き巣被害に遭わないために、外出するときは施錠しましょう。短時間の外出だから窓の鍵を閉めなくても大丈夫などと油断してはいけません。外壁の周囲に足場が組み立てられている場合は、簡単に上の階まで上られてしまいます。また、飛散防止ネットで自宅が覆われている場合、外から侵入されても目隠しになってしまいます。空き巣に狙われないために、防犯カメラを設置することも検討しましょう。
外壁塗装前の近隣住民へのケアも忘れずに行おう
外装塗装工事は自宅だけの問題ではありません。これから生活しにくいことにならないように近隣住民に配慮しましょう。
クレームを未然に防ぐために外壁塗装前に挨拶する
埃やにおいは自宅だけの問題ではありません。住宅街の場合、近隣住民に迷惑をかけてしまいます。近隣住民とトラブルが発生しないようにしましょう。そのためには、外壁塗装前に挨拶を済ませておく必要があります。可能であれば、工事関係者にも協力してもらいます。とくに、喫煙マナーや声の大きさには配慮してもらいましょう。
まとめ
わずか数日で外壁塗装は完了しないので、ストレスが蓄積されないように対策を講じておきましょう。また、工事関係者に外壁塗装中に生活するときのポイントを質問してみるのもおすすめです。工事関係者は、これまでたくさんのお客さんの自宅の外壁塗装をしているのでノウハウが豊富です。さまざまな事例も交えながら、教えてもらうとよいでしょう。