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外壁塗装はスプレー塗料でも行える?メリットとデメリットをご紹介!

公開日:2022/06/15  最終更新日:2022/06/24


住宅の第一印象を決める外壁塗装は、慎重に塗料の種類や色を検討したいと考える方が多いのではないでしょうか。もちろん、塗料の種類や色を考えることも重要ですが、どのように塗るのかによっても印象が変わります。そこで本記事では、スプレー塗料のメリットやデメリット、向いている外壁について解説していきます。

スプレー塗料でも外壁塗装は可能

外壁塗装をする際、仕上がりにこだわりたいと考えるものでしょう。外壁塗装の施工方法には、ハケ・ローラー・スプレーが主な選択肢となりますが、塗り方によって仕上がりや特徴が異なります。最も古典的な方法はハケを使うものですが、ムラができやすかったり、施工に時間がかかったりするため、現在ではあまり用いられない方法となっています。

一方、現在主流の方法となっているのがローラーです。均一に塗りやすい、取り扱いが簡単などの特徴があります。また、スプレーはあまり聞き馴染みのない塗装方法かもしれませんが、スプレー塗料でも外壁に施工可能です。プロ仕様のスプレーガンを用いる場合もあれば、ホームセンターなどで入手できるスプレー缶を用いて塗る方法もあります。

スプレー塗料のメリット

スプレー塗料を用いて施工する方法は、ハケやローラーにはないメリットがあります。まず、職人の負担が少ないことがメリットの一つとして挙げられるでしょう。ローラーやハケは、職人が手作業で少しずつ塗らなければなりませんが、スプレーの場合は、広範囲対して施工できるため、負担が少ないのです。

また、スプレー塗料の最大のメリットは、一度で広範囲に施工できることです。職人の作業負担を軽減できるメリットにもつながりますが、作業範囲の広いところで大きなメリットを発揮します。一気に施工できることで、作業日数の短縮、工期が短くなることで、施工費用を抑えられるなどの魅力もあります。

スプレー塗料のデメリット

メリットの多いスプレー塗料ですが、デメリットもあります。たとえば、広範囲への吹き付けが可能な分、塗料が飛散してしまうことが挙げられるでしょう。養生で保護している部分でも、塗料が中に入り込んでしまったり、近隣の住宅に塗料が付着してトラブルになってしまったりするケースがあるのです。

また、塗料が広範囲に飛散ということは、塗料のにおいも周囲に広がってしまうことになります。近隣の住宅との距離が近い場合は、あらかじめ承諾を得ておく、人体に被害のない塗料を選ぶなどの工夫が必要になるでしょう。

また、専用のスプレーガンを用いて施工する場合、機械音が発生してしまうこともデメリットです。塗料が飛散する、においが広範囲に広がることに加え、騒音が発生するとなると、近隣住民の方は迷惑に感じてしまう可能性があります。そのほか、ローラーやハケに比べてムラなく、塗料を塗るのが難しいこともデメリットとして挙げられます。

スプレー塗料が向いている外壁

外壁塗装は、塗り方によって得意な素材が異なります。スプレー塗装が向いている外壁は、モルタルの外壁になります。モルタル外壁とは、砂・セメント・水を混ぜ合わせた素材でできた外壁で、表面がザラザラとして凹凸があります。モルタルの外壁には凹凸がある分、ローラーやハケでは塗りにくいため、スプレー塗装が向いているのです。なお、スプレー塗装はモルタルに限定されるわけではありません。仕上げたい見た目の印象や施工範囲などによって、適した塗り方を選択するようにしましょう。

 

外壁塗装は塗料の種類やカラーを選びだけでなく、塗り方も慎重に検討する必要があります。塗り方には、ハケ・ローラー・スプレーという3つが主な選択肢となりますが、それぞれ特徴が異なるのです。スプレーは広範囲の施工が得意で、作業員の負担を軽減できるなどのメリットがありますが、周囲に塗料や塗料のにおいが飛散しやすい、騒音トラブルになる可能性があるなどのデメリットがあります。スプレーでの施工を検討する際は、メリット・デメリットを理解したうえで選択すると良いでしょう。