外壁塗装はとても高い値段で、僅かでも低減したいという考えはどんな人でもあります。
しかしながら、専門業者に無理を言って安い価格にさせてしまうと、後になって手を抜かれる可能性もあります。
工事費用そのものを低くするのではなく、暮らしている地方自治体に助成金などを出してもらう事をまず考えましょう。
施工前に申込み、許可後に開始することが重要です
まず第一に、居住している都道府県や市区町村により外壁塗装、或いは屋根塗装リフォームで受けることができる補助金などは異なります。
もとより実施していない地方自治体も存在します。
とにかく暮らしている地方自治体のホームページなどで制度を見定めることが必要になります。
そして、思い込まれがちなのが、リフォーム工事をスタートした後、または工事完了後に申請を行いたいというケースです。
地方自治体へと希望の旨を申し込んで、希望者がたくさんの場合は抽選によって交付者を選考し、それから初めて工事をスタートするということが出来ます。
ですから、工事スタートのタイミングは業者に対して補助金などの事情を説明したうえで決定するようにしておくことが重要になります。
同一の業者が実施した工事費用が対象です
地方自治体に因りけりですが、ひとつの例として上限が30万円であったとして、現在の工事と他の工事を実行した場合、施工業者が同じでないと交付を受けることが出来ないケースがあります。
300万円使用しなければ上限の金額をもらえない事が先だってわかっているケースでは、工事のみで300万円もかかることはまれですから、同一の業者が内装といったほかの工事が実行できるのであれば、まとめて頼むのも賢明でしょう。
しかしながら、補助金などが欲しいために必要とされないリフォーム工事まで行っては主客転倒ですので、どうしても必要な範囲内での工事にすることが必要です。
関係書類の準備と居住条件について
申込みをする地方自治体によって違うのですが、申請する場合にリフォームを行う所の写真であるとか、平面図等を下準備するという条件があります。
リフォーム前の写真であれば直ちに撮ることは可能ですが、見取り図や平面図などについては、事前準備にある程度時間がかかります。
ですので、どういったものを準備すれば良いか、地方自治体と相談しておくことが重要になります。
さらに平面図などを専門家に作成してもらうケースでは、それなりのコストがかかりますので、自作でも構わないかもチェックしましょう。
また、地方自治体内に施工する住居が存在しているという条件があります。
自己が所有していない借家でも補助金などを受けることができる地方自治体もありますし、借家におきましては所有者が親族のケースにのみ対象など、条件有りで公認されることもあり得ます。
さらに、地方自治体内に塗装する住居はあるものの、まだ暮らしていない場合でも対象となるケースがあります。
転入した後のリフォームのケースでは上限をあげてくれる地方自治体も見受けられるので、引っ越した後リフォームを実施する場合は、引っ越した後に暮らす自治体に確認することが必要です。
外壁塗装の補助金などの制度については、それぞれの自治体によりガイドラインが違います。
申請する前に、どういった必要条件を満たすと受け取ることができるのか、しっかりとチェックしておきましょう。
それに加えて、不明なところがあるケースでは、自己解釈しないで質問して解消しておくことが大切です。
どういった塗料が対象になるのか、どういった制度があるのか、申込期間などを調べるためにも、ダイレクトに市区町村へと問い合わせるか、或いはその地域の塗装業者に相談を持ち掛けることをおすすめします。
地元業者でしたら手間のかかる手続きも代行して貰うことができます。