都会の場合、狭い土地に数件住宅が密集していることも多く、お隣さんとの距離が近い分、住まいの工事を行う際は迷惑がかかってしまうのでは?と不安になる方も多いでしょう。こちらの記事では、隣家との距離が近くても外壁塗装ができるのかどうかについてまとめています。
狭いけど大丈夫?狭小地の塗装事情
隣の家と距離が近い場合、外壁塗装をする際に必要な足場を組むことができるかという点が重要になってきます。もし足場を組んだ際に、隣の家の敷地に入り込んでしまうことがある場合は、事前に許可をもらうことで外壁塗装することはできますが、かなり迷惑をかけてしまうことになるので、充分な注意が必要です。
こういったことが住民同士のトラブルに発展してしまうこともあるので、事前に説明して外壁塗装業者にも気を付けて作業をしてもらうようにお願いしなければいけません。足場を組めないほど狭い土地の場合は、外壁塗装をすること自体が難しくなってしまいます。必要となる幅ですが、お家同士の幅が最低でも30cm必要です。それ以下の場合は、外壁塗装が難しくなってしまうでしょう。
足場仮設時の注意点とは?
狭い土地では、外壁塗装の際に注意しなければいけないことがあります。
■仮設時と撤去時
足場を設置する際と撤去する際には、充分な注意が必要です。足場の支柱や踏板が壁にぶつかってしまうと、壁に傷がついてしまいます。運ぶ際は慎重に行わなければいけません。とくに撤去の際は、塗装が剥がれてしまいやり直しということになる可能性もあるので、注意が必要です。また、傷がついたのが隣の家となってしまうとさらに問題なので、仮設時と撤去時はとくに注意してもらうようにしましょう。
■塗料のニオイが気になる場合も
隣の家との距離が近いということは、塗料のニオイも隣の家に伝わりやすいということになります。外壁塗装をする際は、事前に迷惑をかけてしまうことをきちんと伝えておきましょう。塗料はできるだけニオイの強くないものを選ぶようにするなど、配慮が必要になってきます。塗料のニオイで気分が悪くなってしまうなどもあるので、注意しなければいけません。
狭小地でも相談すればプロが解決してくれる!
狭小地の場合、外壁塗装を諦めなければならないのでしょうか。実はプロに相談することで、狭小地でも外壁塗装を行うことは可能です。狭小地の外壁塗装の実績が多い業者を見つけましょう。
施工が大変な狭小地に向いている塗料を選ぶのも大切
狭小地の外壁塗装は手間がかかることから、できるだけ避けたいと考えている業者さんも多いです。そこで、外壁塗装の頻度を減らすことができるように、塗料を選ぶ際に耐用年数が長くなっているモノを選ぶようにするとよいでしょう。耐用年数の長い塗料を選ぶことで、外壁のもちがよくなります。
また、お隣さんに迷惑をかけることも減るので、安心です。外壁塗装は、通常10年から15年に1回行うものとされています。しかし、寿命の長い塗料を選ぶと、これが20年から25年に1回で済むのです。これによって、費用面でも負担を軽減できるといえるでしょう。初回の外壁塗装の際に、耐用年数の長い塗料を選んでおくことで、次回の外壁塗装までの期間を伸ばすことができるので、ぜひ検討してみてください。
狭小地における外壁塗装についてお伝えしました。外壁塗装の際は、足場を組まなければいけません。狭い場合、ご自宅だけでなくお隣さんにも迷惑をかけてしまうことになるため、できるだけ迷惑をかけない方法を選びたいですね。耐用年数の長い塗料について、外壁塗装業者に相談してみるとよいでしょう。