外壁塗装をするときは、家まわりにものを置けません。そのままにしておくと塗装の邪魔になるからです。できるだけ家まわりは片づけておきましょう。そうすることで外壁塗装の作業をスムーズに行うことができます。しかし、エアコンの室外機は移動したほうがよいのでしょうか。今回は、外壁塗装時の室外機の移動について詳しくご紹介します。
塗装中はエアコンが使えないので注意!
外壁の塗装中は、エアコンは使えません。こちらで、詳しい理由を解説します。
ビニール養生がされているから
使えないひとつ目の理由はビニール養生(ようじょう)がされているからです。外壁塗装前には、塗装面以外は塗装で汚さないように養生がされます。養生とは、塗装汚れ防止用のカバーのことです。外壁塗装前には、エアコンの室外機はビニール養生がされ、通気ができないのでエアコンは使えなくなります。
臭いが室内に入ってくるから
使えないふたつ目の理由は、塗料の臭いが室内に入ってくるからです。外壁塗装をするときは強いシンナー臭や塗料臭がします。塗装職人さんたちも作業中マスクをしてないと体調不良になるほどです。もし外壁塗装中にシンナー臭や塗料臭が室内に入ってくると、住人に健康被害が出てしまいます。そのため、外壁塗装中はエアコンを使えません。
室外機の移動は必要なのか
外壁塗装をするときは、室外機の移動は必要なのでしょうか?結論からいうと、エアコンの室外機の移動は必要です。こちらで詳しくご紹介します。
室外機の移動は塗装業者の仕事
外壁塗装のときはエアコンの室外機の移動は必要です。ただし、お客さんが行う必要はありません。エアコンの室外機の移動は塗装業者がやってくれるからです。理由は、塗装業者はエアコンの室外機を移動した後、ビニール養生をしなければならないから。
また、塗装作業の邪魔にならない場所への移動は、塗装業者しかわかりません。そのためどちらにしても、エアコンの室外機の移動は塗装業者にまかせたほうがよいのです。
お客さんが気づかない間に移動してくれる
ほとんどの場合、室外機の移動は塗装業者が気づかない間に勝手にやってくれています。そのため、お客さんはエアコンの室外機の移動は気にする必要はありません。また、塗装後にはもとの場所に戻してくれます。
どうしてもエアコンが使いたいときの対処法
外壁塗装中に、どうしてもエアコンが使いたくなったらどうすればよいのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。
室外機にメッシュカバーをかぶせる
ひとつ目の対処法は室外機にメッシュカバーをかぶせることです。これまでエアコンの室外機の養生はビニールカバーが使われていました。ところが現在はビニールカバーに代わり、メッシュカバーが使われるようになっています。メッシュカバーであれば、通気ができるからです。外壁塗装中でもメッシュカバーをかぶせればエアコンを使うことができます。
室外機のまわりの塗装を早く終わらせてもらう
ふたつ目の対処法は室外機のまわりの塗装を早く終わってもらうことです。外壁塗装が終わるまで待っていると、1~2週間くらいエアコンは使えなくなります。そうなると真夏や真冬だと、住人はかなりつらい生活を送ることになります。
その場合、外壁塗装が終わるまで待つのではなく、塗装業者に室外機のまわりの塗装を早く終わらせてもらいましょう。そうすることで塗装中でもすぐにエアコンを使うことができます。
まとめ
今回は、外壁塗装時は室外機を移動すべきかについてご紹介しました。結論をいうと、外壁塗装時はエアコンの室外機の移動は必要です。もし移動しないと、室外機が置いてある場所だけ外壁塗装ができません。しかし、室外機の移動はお客さん自身が行う必要はありません。塗装業者が移動させた上で塗装してくれるので、任せておけば大丈夫です。