外壁塗装のカラーをグレーにすることが人気なのはご存知でしょうか。グレー系の色は、経年劣化による外壁の汚れや色落ちなどが目立たず、家の外観をキレイに見せる効果があります。そこで今回の記事では、外壁塗装グレーにするメリットからオシャレに見せるためのコツまで詳しく解説していくので、興味のある人は参考にしてください。
外壁塗装をグレーにするメリット
外壁塗装にグレーを使い外観を仕上げることで3つのメリットが得られます。それぞれ順番に解説しましょう。
■経年劣化による汚れや色落ちが目立たない
家の外観をキレイに保つ上で重要なのが、汚れや色落ちが目立たない状態にするということです。明るい色にしてしまうと、最初のうちはキレイかつ色も目立つため気になりませんが、時間が経つと共に汚れや色落ちが目立ってしまいます。一方グレー系の色は、汚れや色落ちが気にならず、塗替えが必要になる時まで、同じような状態を保ちやすいとされているため、美しい印象を与えられるのです。
■シンプルかつモダンでおしゃれに見える
グレー系の色は、シンプルかつモダンな印象を与えるため、家の外観がおしゃれに見える点も大きなメリットです。家の外観に使われることが多いブラウンやベージュなどの色は、色の使い方によっては、他の家と似ており個性的でないイメージを与えてしまうこともあります。一方グレー系の色には都会的なイメージがあり、洗練された印象を与える外観に仕上がるため、他の家と差別化を図ることも可能でしょう。
■バリエーションが多く選択肢が豊富
グレー系の色は、あまりバリエーションが多くないイメージがある人も多いのではないでしょうか。しかし、単純にグレー系の色といっても、「明度」によってさまざまなものがあります。明るいものから重厚感のある暗めのものまで、バリエーションが多く豊富な選択肢の中から色を決めることができるのも大きなメリットといえるでしょう。
外壁塗装をグレーにするデメリット
外壁塗装をグレーにすることには、メリットだけではなくデメリットもあります。外壁塗装をグレーにするデメリットとして挙げられるのか、落ち着いたイメージになりがちということです。グレーは公的機関の建物や、オフィス街にあるビルによく使われているため、多くの人が堅苦しい印象を思い描くのではないでしょうか。
とくに明度の低いグレーにしてしまうと、重厚感はありますが堅苦しい印象にもなってしまう恐れがあるため、事前に業者の人としっかり相談し決めておくことをおすすめします。グレーの明度は、蛍光灯の光と太陽光のもとで見るのとでは印象が変わるようです。一度屋外で見本の印象を確認してみるとよいでしょう。
グレー系の外壁をおしゃれに見せるコツ
グレー系の外壁をおしゃれに見せるコツとしては、単一色として使わないということが挙げられるでしょう。人間のファッションと同じで、グレーを単独で使ってしまうと、少し野暮ったい印象を与えてしまう恐れがあります。そのためグレー系の色を中心として、ベージュや黒などの色をワンポイントで使うのもよいかもしれません。
ただし面積が多い部分を他の色にしてしまうと、色落ちや汚れが目立ってしまう可能性があるため、玄関のドアや窓枠のサッシ部分など、比較的塗り直しがしやすい部分を、他の色にするとお手入れもしやすいためおすすめです。
今回は、外壁塗装をキレイにするメリット・デメリットについて詳しく解説しました。グレー系の色は、汚れや色落ちが目立たないということに加えて、おしゃれに見せることができる優秀な色です。外壁塗装を検討している方は、グレー系の色を中心に家の外観をしてみるのもよいかもしれませんね。