東京で外壁塗装をおこなう場合には、さまざまな種類の外壁の塗料を知っておく必要があります。それぞれの特徴知ることで、どのような塗料を利用したらよいかわかるようになるでしょう。
その中で、人気がある塗料の一つがシリコン系塗料になります。その特徴はどのようなものでしょうか。
シリコン樹脂からできているのが特徴になる
東京で外壁塗装する場合、シリコン系塗料を使うことができる業者は多いです。それだけ、日本中で流通している塗料といえるでしょう。シリコンとは、シリコン樹脂と呼ばれるものを意味していますが、柔らかいのが大きな特徴になります。そのため、柔軟性に非常に優れており、比較的凹凸があるような場所や細かい場所などにも塗装することができるのが特徴になります。
最近は、住宅の外壁がサイディングと呼ばれている素材が使われています。シリコン系塗料は、サイディングに塗るにも優れているだけでなく、モルタルの壁などに塗るときも優れているのが大きな特徴です。
シリコン系塗料にも、油性と水性の2種類があることを理解しておくとよいでしょう。油性とはシンナーを利用しているものです。よく、外壁塗装しているとシンナーのにおいがしてくることがありますが、これは油性のものを使っていることを意味しています。
これに対して、水性のものに関してはシンナーで溶かしているわけではありませんので、シンナーのにおいがすることはありません。窓から部屋の中にシンナーのにおいが入ってしまうと、気持ち悪くなる人もいます。そのようなことを考えると、水性の利用をお願いしたほうがよいかもしれません。
耐用年数などはどのようになっているか
外壁塗装する場合には、塗料耐用年数のことをよく理解しておく必要があります。わかりやすくいえば、塗料にも寿命がありその準備をは種類によって長いものと短いものがあります。短いものだと、6年から8年ぐらいしか長持ちしません。
一方で、長いものだと20年ぐらいは長持ちします。これだけ耐用年数の幅があると、どれだけ頻繁に外壁塗装しなければならないかが変わってくることが理解できるはずです。そこで、シリコン塗料に関してみてみると、基本的に12年から15年ほどの耐用年数とされています。
これは、アクリルやウレタンなどに比べると長持ちするほうです。従来は、ウレタン塗料などが一般的に利用されていましたが、ウレタン塗料だと十分な年数といえない可能性があります。ウレタン塗料の場合は、耐用年数が10年から12年ほどになるためシリコン系塗料に比べると短いのが特徴です。
普通に考えれば、頻繁に塗り替えをするよりも、あまり塗り替えをしないほうがお得といえます。なぜかといえば、塗り替えをするために足場を設置しなければならないからです。
足場の設置自体は、一回当たり15万円から20万円ぐらいかかるため、大きな負担になってしまうでしょう。このような意味においては、耐用年数が比較的長いシリコン系塗料はそれなりに重宝されていることが理解できるはずです。
どれぐらいの費用になるか理解しておこう
シリコン系塗料利用する場合の費用ですが、1平方メートル当たりおよそ3000円弱になります。安い業者だと2500円程度でできる可能性があります。これは、ほかの塗料と比べても標準的な金額になりますが、耐用年数を考慮すればコストパフォーマンスは高いといえるでしょう。
シリコン系塗料は、油性と水性の2種類がありますが、油性はシンナーで溶かして利用するためにおいが気になる可能性があります。耐用年数を見ると、15年程度になりますので、比較的長くお得なことが理解できます。
耐用年数が長いとお得な理由は、足場の設置をそれほど頻繁におこなわなくてもよいからです。そのため、シリコン系塗料を塗ることで無駄を省くことができるでしょう。シリコン系塗料の費用のほうは、1平方メートル当たり2500円から3000円程度です。