夏の暑い日差しを浴びたり、冬の寒い外気に晒されたり様々な環境に晒され続けている外壁。
新築から5年以上経過してしまうと、外壁の塗膜にひびが入ってしまったり、剥がれてしまったりなどトラブルが出てきてしまいます。
小さな亀裂ならまだ自分でホームセンターへ行き、外壁塗料を購入して直すことはできます。
しかし、亀裂が大きくなってしまうとそこから水が入ってしまい、カビが繁殖して腐食してしまいます。
この亀裂を放置してしまうとどんどん亀裂が拡大してしまい、木材やコンクリートが傷んでしまいます。
そのため、外壁の傷みは早めに対処しなくてはいけません。
〇外壁が傷んでしまった場合
業者へ依頼をして早めに外壁塗装を事で、傷んだ外壁がきれいによみがえります。
〇エコ対策とは
最近ではエコ対策として断熱塗料を使用することが多く、真夏は夏の暑い日差しを浴びる為外壁温度は80度まで上昇してしまう事があります。
外壁が80度まで上昇してしまうと、内部も温度が上昇してしまうのでエアコンの温度をどんなに下げてもなかなか冷房の効果を得られないということが多いです。
しかし、断熱効果のある塗料を使用することで、外壁は60℃ほどに抑えられるので、室内の温度も抑えられ、エアコンの効きが良くなることで今注目されている塗料です。
外壁塗料をする際、気になるのはエアコンです。
特に夏場は暑いので、エアコンが効かないと暑くて厳しいかと思います。
では、外壁塗装中はエアコンが使えるのでしょうか?
なぜエアコンが使えなくなるのか?
なぜ外壁塗装中はエアコンが使用できなくなってしまうのか。
★まず1つ目の理由として養生で室外機はふさがれてしまいます。
なぜ養生する必要があるのでしょうか?
塗料や高圧洗浄機を使用した際、建物やその周辺が汚れてしまわないようにすることを養生と言います。
この養生をしている際にエアコンなどの室外機を稼働させてしまうと、機械が故障してしまったりシートが破裂する等思わぬ事故の原因となってしまいます。
そのため、室外機が養生されている時は、必ずエアコンは停めましょう。
★2つ目は業者によってはこのエアコンのホースを取り外してしまう事があります。
エアコンのホースは外壁に沿うようにして固定されていることが多く、このホースで隠れている外壁部分も塗装しなくてはいけません。
そのため、必然的にこのホースが取り外されることになります。
取り外さなくても塗装できる場合は、ホースカバーを養生することで済むこともあります。
★3つ目は室外機もホースも塗装する場合があります。
ホースを外壁に固定している場合、接続部分や金属部分が錆びてしまうので、この錆び取りと錆びを防止する塗料を塗ってもらえることがあります。
ホースが劣化してボロボロになっている場合はホース部分を塗装したりテープで補修をしてくれることがあります。
ホースに泥やほこりが付着して汚れている場合はこの汚れを除去したりホースが刺さっている壁の穴を補修します。
この穴を放置すると虫が入り込んだり稀にコウモリなどの小動物が入り込んでしまうので、穴が開いている場合は塞ぎましょう。
外壁塗装中はエアコンの試用はやめましょう
外壁を塗装している場合、安全性の問題から基本的に使用することが出来ません。
エアコンが使用できなくなるのは数日です。
外壁塗装期間は平均的に12日もしくは16日間です。
このうちの数日はエアコンが使用できなくなるので十分把握するようにしましょう。
特に高圧洗浄機を使用している時はエアコンは完全に仕様が出来ません。
夏の暑い時期にエアコンが使えなくてつらいという人は冬の時期に外壁塗装をするといいでしょう。