貴方の家の外壁は大丈夫ですか?
築年数も経過し、あちこち外壁が傷んでいるところはありませんか?
外壁のひび割れ放置した場合、亀裂がどんどん大きくなってしまい、そこから雨水が侵入してしまいます。
雨水が侵入すると家の骨格となっている木材やコンクリートが傷んでしまい、更に放置しますと基礎部分や土壌まで影響してしまいます。
そうなった場合、台風や地震で家が倒壊してしまう可能性もある為、外壁は家を建ててから5年以上経過した場合気をつけなければいけません。
外壁を直す際、軽いものであればホームセンターで外壁塗装用の塗料が売られているので、自分でやることはできますが、大きな亀裂が入ってしまった際は業者を呼んで直してもらうしかありません。
では、外壁塗装をする際、雨の日でもできるのでしょうか?
雨の日の外壁塗装はできるのか?
業者に依頼し、施工が終了する全ての日にちが晴れていればいいのですが、都合よく全ての日程が晴れるわけではありません。
特に梅雨の時期は連日雨の日が続くことも珍しくはありません。
雨が降ってしまった際は塗装作業はできないので、降ってきた時点で中断されます。
そのため、雨の日は足場の組み立てや養生シートを外壁の周りに張り巡らせるといった作業を行います。
〇雨の日はなぜ塗装作業が中断されてしまうのでしょうか?
それにはいくつか理由があります。
①せっかく塗料を塗っても雨で薄まってしまうので意味がありません。
②塗りたての塗料に雨水が落ちてしまうと、そこに水滴が垂れてしまいまだら模様の外壁が出来てしまいます。
③塗料がかんそうしないうちに重ね塗り作業をするので、雨の日にその作業を行うと塗膜剥離という塗装がはがれてしまう現象が起こります。
塗膜剥離以外にも、ひび割れやクレーター、白化など様々な不具合が出てきてしまいます。
雨の日といっても小雨の状態からバケツをひっくり返したかのような土砂降りの雨まで様々です。
では一体どの程度の雨で塗装作業は終了するのでしょうか?塗装は湿度が上がってしまうとうまく塗れないので、例え小雨でも湿度が85パーセント以上になった場合は作業は中止になります。
〇塗装をする際の注意事項
「気温5度以下湿度85パーセント以上の塗装は避ける」ように注意書きされています。
雨の日が予想される場合も基本的には塗装作業は中止になることが多く、業者によっては降水確率が30パーセントと低い確率だとしても、この日は外壁塗装を避けてしまう場合もあります。
塗装中に雨が降ってしまった場合は?
〇外壁塗装とは
下塗り・中塗り・上塗りの3回に分けて塗ります。
業者は天気予報を見たうえで日にちを判断していくのですが、天気予報が外れてしまった場合、どうすることもできません。
もし途中で予期せぬ雨に降られてしまった場合、やり直しになってしまいます。
例え晴れていても塗装が乾くまでには1時間かかってしまいます。
〇溶剤系の塗料の場合
4時間ほどかかってしまい更に冬の寒い時期はもっと時間がかかってしまいます。
天気予報で雨になった時や降水確率が上がった時は作業が延期になることを覚えておきましょう。
悪質な業者の場合、天気を気にせず、ぱぱっと作業をしてしまいますが、まだら模様になってしまったり、塗膜剥離が起こりやすくなってしまったりと問題が起こってしまいます。
〇まとめ
・このように天気を気にせず、強引に進めていくような業者はあまりお勧めできません。
・また雨でぬれた足場で作業をすると滑って転倒の危険性もあり、雨の日は絶対に作業をしないようにしましょう。
外壁は亀裂が入ると雨漏りや亀裂拡大につながるので早めに直すようにしましょう。