近年人気が集まっているDIYしかり、家のことは自分でおこなうという人も少なくありません。では、一般的に業者に依頼することが多いイメージのある外壁塗装に関しては、自分でおこなうことができるのでしょうか。またもし業者に依頼しないのであれば、一体どういった点に注意しながら作業を進める必要があるのでしょうか。
外壁塗装は自分でおこなうこともできる
一般的には業者に依頼することが多い外壁塗装ですが、実は自分で全部塗装してしまうこともできるようになっています。ただ、その際はまずは必要な道具をしっかりと用意し、スムーズに作業を進められるように準備しておくことがポイントになってきます。
特に必要となるのが家庭用でいいので高圧洗浄機、後はバケツやブラシ、さらに中性洗剤や養生テープ、塗料、ローラーなどです。これらは全てホームセンターなどで購入することができるようになっているので、最初に必要なものを全て用意してから作業にとりかかるようにしましょう。
もし作業に必要なものに不足が生じてしまった場合、そこで作業が中断されてしまうことになるので、その点にも注意が必要です。
知っておきたいメリットとデメリット
外壁塗装は業者に依頼するのではなく自分でおこなうこともできるようにはなっていますが、決してメリットばかりではなくデメリットも存在しています。正しく作業を進めていくためにも、まずはこれらのメリットやデメリットを十分理解しておくようにしましょう。
まずメリットとしては、業者に依頼するのではなく個人での作業になるので、人件費を節約できるといった理由から、費用を節約できます。また作業は好きなタイミングでおこなうことができるし、何より業者との打ち合わせなども必要ないので、塗装にかかる日数を減らすことも可能です。
ただメリットばかりではなくデメリットも存在しており、たとえばせっかく作業をしたにもかかわらず、塗装を失敗してしまう可能性も十分あり得ます。また、塗装に失敗してしまうと何回も塗り直す必要があり、結果的に費用が高額になってしまう可能性も否定できません。
そのため、できるだけ失敗してしまわないようにするためにも、まずは作業の手順をしっかりと確認するように注意しましょう。また、分からない点がある場合や不安な場合は、無理に自分でおこなおうとせず、業者に依頼するほうが無難だとも言えます。
知っておきたい外壁塗装の注意点
外壁塗装を自分でおこなおうとする場合、いくつか注意しておく必要があるポイントがあるので、それらを理解しておくと良いでしょう。まず一つは、塗装前に外壁をしっかりと高圧洗浄機を利用してきれいにしておくことで、これを丁寧におこなうかどうかでかなり変わってくると言っても過言ではありません。
汚れがない状態にしておくと、塗料と壁の接着性を増すことができ、結果的に耐用年数を長くすることができるからです。また、外壁塗装自体は安全な場所だけでなく、作業を進めにくい場所などもありますが、この場合は業者に依頼するようにしましょう。
たしかに自分で作業を進めればその分費用を節約することもできますが、慣れていない人が作業するとなると怪我がどうしても発生しやすくなります。できるだけ安全に作業を進めていくためにも、自分での作業が難しそうな箇所の場合は、無理におこなわずに業者に依頼することをおすすめします。
外壁塗装は業者に依頼するだけでなく、自分でもすべての作業をおこなうことができるようになっています。また必要な道具などは全てホームセンターなどで用意することができるようになっているので、作業の前にしっかりと用意しておくようにしましょう。
塗装に関してはしっかりと高圧洗浄で外壁をきれいにするのがポイントですが、もし作業が難しい箇所がある場合は無理に作業を進めないように注意が必要です。この場合は、無理な箇所は最初から業者に依頼するようにするほうが怪我などのトラブルも発生せずに安全に作業を完了させることができるからです。