リフォームをする場合に、外壁塗装などを業者に依頼するケースとしてどの程度の日数がかかるのかわからないという方もいるでしょう。
外壁の塗装をする場合には、いろいろな工程があるためある程度時間がかかるという点は押さえておきましょう。
どの程度かかるのかは建物の大きさかなどにもよる
外壁塗装をお願いするという場合には、平均で20日前後を目安とみていいでしょう。
休みなどが数日含まれますが戸建て2階建てなどの場合には坪数にもよりますが、だいたい20日前後程度です。
2階建ての家もあれば3階建ての家などもあるためそのような場合には20日以上かかるというケースもでてきます。
基本的には建物の大きさによりけりで日数なども前後します。
工程などもある程度把握しておこう
基本的に足場を組み立てないといけません。
足元が安定しない状況では塗装作業もやりにくくなるため、しっかりとした足場を組むことから始まります。
仮設工事後は、下地の劣化状況をチェックすることになります。
下地の状態に問題はないか、ある場合には補修作業をすることになります。
その後、高圧洗浄によって外壁などについた汚れなどを落としていきます。
高圧洗浄を行うと、外壁が濡れてしまうため、乾燥させるために約1日かけて乾かすことになるでしょう。
乾いていない状態で塗装を始めてしまうと、後々、剥がれてきてしまう原因になりかねないため、しっかりと乾燥させることが重要なポイントといえます。
養生といって外壁以外にペンキが付着することを防ぐための対処をします。
ビニールやテープ等を用いて保護しなければならない部分にうまく張り付けていくことになります。
隙間なく貼りめぐらせることができれば、塗装後の仕上がりなどもきれいになるため丁寧に作業が行われます。
下塗りや中塗り、上塗りの作業になり、塗料選びや色選びなども慎重にするため、ある程度時間をかけるケースも多い工程でもあります。
その後は、付帯部を塗ることになります。
塗り残しがないか職人のチェックや掃除、養生が撤去されることになり作業的にはこれで終了となります。
立ち合いチェックをしてもらい状況によっては手直し
最終チェックとして、施主との立ち合いの元、外壁に問題がないかチェックすることになります。
傷などはないか、塗り残しなど問題点をチェックしてみて特に問題がなければ、それで作業的に完了ということになります。
ただし、塗り直しをしなければならない部分などがある場合には、この段階で手直しをすることになるため、施主は、念入りにチェックすることが大切です。
後々塗り残しがあったなどということがないように、全体的にきちんとチェックしておくといいでしょう。
立ち合いが終了したら、足場やメッシュシートなどを解体することになり、その後引き渡しということになります。
これですべての工程が終わることになりますが、外壁塗装のため施主は常に在宅している必要はなく、最終チェックや施主の許可がないと作業できない部分だけ在宅していれば問題ありません。
この点においては、作業工程など業者側といろいろと打ち合わせをしておき、その都合に合わせておけばいいでしょう。
また、急に出かける必要が出てくる場合や、元々用事があり出かける必要があるという場合には、早い段階で業者側に伝えておきましょう。
こちらの都合に合わせてもらえる可能性はあります。
外壁塗装をするという場合には、ある程度の日数がかかるという点や、工程に関しても理解しておくことが大切です。
施主が在宅している必要があるタイミングなども考慮して、業者側ときちんと話し合いをしておくことが重要なポイントです。
リフォームで大切なことは業者側と依頼した側ときちんと話し合うことができるかという点です。
誤解などがあるとトラブルの元になるため注意しておきましょう。