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外壁のリフォームは塗り替え・張り替え・カバー工法のどれがいい?

公開日:2022/04/01  最終更新日:2022/05/10


大切なマイホームを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが必要です。とくに外壁は家の印象を決める重要な要素であり、リフォームの方法が大きく分けて3つあります。外壁の塗り替え・張り替え・カバー工法と、専門的でどれを選べばよいか迷っている方もいるでしょう。今回はそれぞれの外壁リフォームに関して紹介します。

外壁の塗り替え

外壁リフォームといえば塗り替えを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

■もっともシンプルで費用も抑えられる外壁リフォーム

今の外壁の上に新しく塗料を塗っていく方法です。中には業者に依頼せず、自分で塗り替えを行う方もいます。3種類の外壁リフォームの中ではもっとも費用が抑えられるので、予算に余裕がない方におすすめです。

■ひび割れや築浅であれば塗り替えで充分

外壁にひびが入っていると、家が崩れてしまうのではないかと不安になりますよね。しかしひび割れた部分から雨水が染みていたり、実際に暮らす中でトラブルがあったりしなければ塗り替えでも充分補修できます。

また築年数によっても、30年未満であれば塗り替えで対応できることがほとんどです。ただし自己判断で、塗り替えで充分と決めつけると危険なので、現状の診断は業者にしっかり依頼しましょう。

■好みや流行に合わせた色に変えられる

もちろん、外壁の劣化に関係なく塗装を行う場合もあります。建築当時の外壁の色に飽きてしまったり、流行の配色にしたりしたい場合です。長く住む場所なので、自分が納得できる外壁の色であることも重視したいですね。

外壁の張り替え

外壁の張り替えは、塗り替えよりも大掛かりな作業です。

■今の外壁をすべて取り外す

現在の外壁を外して、新しい外壁を張るのが外壁張り替えリフォームです。外壁にひびが入っているだけでなく、ひびから雨漏れしている場合などに行います。塗り替えによる外観の変化は色がメインでしたが、張り替えではデザインも新しくできるので家の印象が大きく変わるでしょう。

■モルタルからサイディングへの変更も可能

最近の外壁として多く選ばれているのがサイディング外壁です。かつて主流だったモルタル外壁より耐震性があり、デザインも選べるので人気があります。建築したときにはモルタル外壁だった家でも、張り替えでサイディングに変更が可能です。

■時間と費用は塗り替えよりアップ

外壁を取り外して、新しい外壁にするということは、それだけ時間と費用がかかります。外壁をリフォームする際は足場を組んで作業するので、在宅時間が長い方は作業期間の長さがストレスになるかもしれません。また外壁の塗り替えより最大で3倍程ほど費用が高くなってしまいます。

外壁のカバー工法

外壁のカバー工法は、塗り替えや張り替えと違って聞きなれない方も多いのではないでしょうか。

■外壁を取り外さず、新しい外壁を張る

カバー方法では張り替えと違い、古い外壁の上から新しい外壁を張ります。外壁を取り外す手間が省けるので、費用は張り替えより抑えられます。

■選べる外壁の種類が限られる

外壁の上に外壁を張るということは、外壁の厚みが増すということです。外壁が厚くなれば、それだけ家も頑丈になると考える方もいるでしょう。しかし実際は、外壁が厚くなると建物が重くなって、耐震強度が低くなってしまうのです。よってカバー工法では少しでも外壁の厚みを減らすために、選べる外壁の種類が軽いものに限られてしまいます。

■塗り替えと張り替えの中間の劣化時に最適

塗り替えでは修復が難しい劣化だけれど、もとの外壁を支えにできそうな場合はカバー工法が可能です。価格も塗り替えと張り替えの中間くらいになります。

おすすめの外壁リフォームはどれ?

3種類の外壁リフォームについて紹介しましたが、家の築年数や外壁の状態によって必要なリフォーム方法は変わってきます。また費用も異なるため、予算も含めて検討する必要があるでしょう。

また今後長く住む予定がない方は、お金をかけてより頑丈な外壁リフォームをする必要はないかもしれません。ご自身の現状に合った方法の選択が大切です。

 

外壁のリフォームには塗り替え、張り替え、カバー工法があります。塗り替えは今の外壁の上から塗料を塗っていくため一番簡単です。張り替えとカバー工法はどちらも新しい外壁を張りますが、元の外壁を取り外すかどうかの違いがあります。外壁の劣化状況を業者に見極めてもらい、最適な方法で外壁リフォームを行いましょう。