住宅の外壁塗装する場合には、足場の設置がとても大事になります。
これがなければそもそも、外壁塗装することができません。
そこで、外壁塗装する場合にはどのような足場の種類があるでしょうか。
またそれぞれの相場はどれぐらいになるのでしょうか。
比較的人気が高いものはどれぐらいの費用になるか
東京の外壁塗装する場合において、比較的よく利用されている足場はビケ足場と呼ばれるものになります。この種類は、改修工事や外壁塗装で一般的に用いられており工事期間が短いのが特徴です。
塗装する場合には、業者としても可能なかぎり短い期間で仕上げたいと考えるでしょう。そのほうが費用効率もよいからです。そのためには、足場の設置の段階で時間を取られないようにしなければいけません。
メリットは、設置期間が短いだけでなく安全性が高いことも挙げられます。一つのスパンに200キロぐらいまでの重量をかけても大丈夫なことが多いです。
普通の体重の人が塗装する場合崩れるようなことはまずありません。ちなみに相場は、1㎡当たり800円~1.200円程度になります。平均的な2階建ての一戸建て住宅の相場は15万円ぐらいです。
もう一つよく使われているのは、枠組みと呼ばれるものになります。これは、高く組むことができるため大規模修繕などによく用いられているものです。2階建てより高い建物で実力を発揮するといえるでしょう。そして、風が吹いたときなどでもそう簡単に崩れることなく非常に安全性が高いものとして信頼されています。
問題点は、資材置き場がある程度広くなくてはならないなど面積の問題が考えられるでしょう。費用相場としては、1㎡当たり1000円~1500円程度になります。
ボトルに設置するタイプの特徴を知ろう
足場の中でも、ボトルに設置するタイプのものとして、単管ブラケットと呼ばれるものがあります。メリットは安全性が高いことです。完全にボルトで設置するため、そう簡単に崩れることはありません。
ただ問題としては、ボルトで設置する分設置の期間が長くなってしまうことです。もし、ボルトが緩んでしまった場合には振動が激しくなることがありますので、もう一度ボルトを締め直さなければならない手間はあります。
費用は、1㎡当たり800円~1.200円程度となっており、ビケとほぼ同じ金額と考えておけばよいでしょう。
安いものを利用したい場合に知っておきたいこと
安いものを利用する場合には、単管足場などが魅力的になります。この特徴は、鉄パイプを組み合わせるだけですので、安全性は決して高くはりませんが比較的短時間で設置することができます。
基本的には、あまり高さのある建物には向かず、平屋建てなどに使われるのが一般的なります。また、2階建てぐらいまでならば利用することも多いでしょう。
特徴は、あまり面積を通らないため狭い場所に設置できることです。特に東京の住宅は、隣の家とのすき間が狭いことが多く、普通の足場では入らないことがあります。
そこで、単管でできたものを使用することで塗装しやすくすることが可能になるでしょう。相場としては、1㎡当たり600円~800円程度です。
費用を安くしたいならば、脚立と床板を使って作る緊急的な足場があります。業者が使うよりも、素人が外壁塗装する場合に利用することが多いです。脚立を二つ以上必要としますので、その分の費用を考えるとおよそ1㎡当たり300円程度です。とにかく費用が安いため、お得に塗装することが可能です。ただ、2階建て以上の建物には利用しにくいでしょう。
外壁塗装する場合、足場の種類と費用の理解しておく必要があります。
一般的に用いられているのは、ビケや枠組みになります。1平方メートル当たりの相場は800円~1200円程度になるでしょう。
単管ブラケットと呼ばれるものは、ボルトで設置するもので頑丈なのが大きな特徴になります。ただ、費用相場は1平方メートル当たり1000円以上することも少なくありません。
簡易型のものとして鉄パイプを組み合わせたものや脚立を使ったものが存在します。これらは費用相場が300円~800円程度ですのでリーズナブルに設置することが可能でしょう。