外壁塗装の悪徳業者の中には、相場よりも高額な費用を提示したり、技術が未熟な作業員を手配したりするところが目立ちます。また、作業後に満足のいくフォローが一切おこなわれないところもあるため、業者選びに失敗をしないためのポイントを見ていきましょう。
新規の顧客に対して高額な料金を請求するところもある
外壁塗装のために業者選びをするにあたっては、悪徳業者を利用しないように日ごろから新聞の落ち込みチラシや近所の人の口コミなどを参考にして情報収集をすることが大切です。特に、さまざまな特色がある業者が立ち並ぶエリアにおいては、新規の顧客に対して高額な外壁作業の料金を請求する業者もあります。
そこで、経済的な負担を少なくするうえで、できるだけ多くの業者に見積もりを依頼することがおすすめです。最近では、スマホやパソコンで簡単に外壁塗装の費用の見積もりを依頼できるシステムを導入している工務店の数が増えています。
そのため、悪徳業者の言いなりにならないようにするために、時間を掛けて多くの消費者から高い評価を得ている業者にコンタクトを取りましょう。また、塗装作業の料金の相場については、各地の地域の事情や時期、作業時間などによって大きく異なるため、疑問点があれば契約を結ぶ前に経験豊富な営業担当者に相談をしてみると良いでしょう。
塗装作業の担当者の技術が不十分なこともある
外壁塗装の悪徳業者の中には、塗装に関する全般的な技術が未熟な担当者を手配するところも多くあり、施工後に塗料のムラが目立ったり、雨風や排気ガスによりすぐに色あせたりするといったリスクが高くなります。
こうしたトラブルを未然に回避したい場合には、やや費用が高くなることがありますが、塗装に関する専門的な資格を持つ作業員が揃っているところや、複数回にわたり担当者と打ち合わせができるところに依頼をすることが大事です。
最近では、一年を通じて安定したサービスを提供できるように、外壁塗装の担当者の教育に力を入れている工務店の数も増えているため、早い段階から興味がある業者に相談をすることがおすすめです。
その他、各地の悪徳業者においては、ネット上で作業員の経歴や資格の保有状況について公開していないところが目立ちます。そのため、いざというときに備えて、安心して施工を依頼できる作業員が在籍しているかどうか見極めることがポイントです。
施工後のフォローが手薄になりやすい
外壁塗装の悪徳業者には、優秀な職人の数が少ないこともあり、施工後のアフターフォローが手薄になりやすいといった問題があります。業者によっては、塗装の定期点検や修復作業など一切のフォローをおこなっていないところもあり、契約の際に注意が必要となります。
なお、一般の消費者にとっては、施工後のアフターフォローの充実度について把握しにくい部分もあります。実際に塗装作業を依頼したことがある人の体験談を参考にしたり、問い合わせ窓口で担当者に相談したりすることが大切です。
外壁塗装で後悔したくない人は、数ある専門の業者の中から悪徳業者と優良業者の違いを見極める作業が重要となります。たとえば、都市部で事業を展開している悪徳業者の中には、作業費用が高額になったり、施工後にさまざまなトラブルが生じたりすることも多くあります。
また、一定の外壁塗装の技術や経験を持つ職人が対応していないところもあり、塗装の塗り残しやムラが出ることによって、結果的に無駄な費用が発生するケースも珍しくありません。そうした中、不安なく外壁塗装を依頼するにあたって、各地で業績が良い複数の業者の資料を取り寄せたり、すでに専門の業者を利用したことがある人の口コミをチェックしたりすることが大事です。