外壁塗装リフォームをする時、洗濯物をどこに干すべきか悩む人は多いでしょう。部屋干しは乾くのに時間がかかるため、乾燥機がない家庭や、家族が多い家庭などでは、なるべく屋外に干せれば嬉しいもの。この記事では、外壁塗装中に洗濯物を干す方法や、屋外に干せない時の対処法などを解説します。
外壁塗装工事中に洗濯物を外に干すとどうなる?
外壁塗装には、足場の設置や下地処理、高圧洗浄などさまざまな工程があります。ホコリや塗料などが飛び散りやすい作業もあるため、いつも通りベランダや庭に洗濯物を干すと衣類が汚れてしまいます。塗料が飛び散りづらい刷毛やローラーで作業を行なってくれる業者もありますが、飛沫をゼロにするのは難しいもの。塗料だけでなく、臭いや木くず、鉄くずなどが付着するおそれもあるため、基本的には、外壁塗装中は室内に洗濯物を干すのがベターです。
また、屋外に洗濯物を干すと職人が作業をしづらくなるデメリットもあります。養生する箇所が増えたり、飛沫が飛ばないように慎重に塗装したりと、普段よりも作業の手間が増え、工期が延びるケースも見られます。その分の人件費がかさみ、費用が高くなることもあるため、なるべく予算を抑えたい人は室内干しを検討しましょう。
外壁塗装工事中に洗濯物を干す方法を知ろう!
外壁塗装中は、塗料の飛沫やホコリなどが付着しやすいため、洗濯物はなるべく室内に干すのが吉。とはいえ、アパート・マンションの塗装など、工期が長くなる場合は生活に支障が出る可能性もあるでしょう。どうしても外に干したい時は、どのように対処すればよいのでしょうか。
1つ目の方法は、作業をしていない夜間に洗濯物を干すことです。季節や業者にもよりますが、外壁塗装を行うのは主に昼前から夕方ごろ。それ以外の時間帯であれば、屋外に洗濯物を干しても問題ありません。ただし、風などで衣類が汚れる可能性もあるため、あらかじめ業者に干す場所と時間を伝えておきましょう。
2つ目の方法は、汚れが飛び散りにくい工程を狙って干すことです。雨樋や軒天などの付帯部分を塗装する時は、比較的汚れが付着しづらいでしょう。また、塗装を行わない側のベランダなど、作業を行わないスペースで干すという手も。業者によく相談しながら、作業に支障の出ない場所や時間帯などを確認しましょう。
これらの方法は、事前に洗濯のタイミングを伝えたり、作業工程を確認したりと、業者との連携が不可欠です。「作業工程と生活スタイルのタイミングが合わない」「プライバシー性を重視したい」という人は、コインランドリーの利用がおすすめです。近所に店舗がなくても、ネットで配送できるサービスなどもあるので、自分の生活に合ったものを選んでみてください。
洗濯物への配慮が必要な期間とは?
外壁塗装にかかる期間は、1〜2週間ほどが一般的です。足場の設置や高圧洗浄、下地調整、外壁塗装、付帯部の塗装などさまざまな工程がありますが、どの作業でも、飛沫汚れやホコリなどを完全に防ぐのは難しいでしょう。
とくに高圧洗浄や下地補修、外壁塗装は泥水や塗料が飛び散りやすいもの。その期間は、できるだけ部屋干しやコインランドリーを利用するのがおすすめです。ライフスタイルや工期の長さ、プライバシー性などを考慮し、いくつかの方法を組み合わせるのもよいでしょう。
外壁塗装中、洗濯物をどこに干せばよいのか悩む人は多いもの。業者に確認を取らないまま屋外に洗濯物を干すと、衣類が汚れたり、作業を妨げてしまったりと、トラブルにつながることもあります。基本的には部屋干しがおすすめですが、どうしても外に干したい時は、業者にタイミングを相談する、夜間に干すなどの対処法もあります。これらの方法は業者とのコミュニケーションが大切なので、プライバシー性を重視したい人や、自分のタイミングで洗濯したい人などは、コインランドリーを利用するとよいでしょう。