東京に建物を所有している場合、定期的に外壁塗装をする必要があります。このとき、自分でおこなうならばその塗装方法を知っておくとよいでしょう。
具体的にどのような塗装方法の種類があるのか事前に知っておくことで、よりきれいに塗装することが可能になります。
外壁塗装ではまず下塗りおこなうことからスタートする
外壁塗装は3度塗りをすることで有名です。3度塗りは、名前の通り一つの外壁に3回塗料を塗ることを意味しています。これにより、そのあとに塗る塗料がよりしっかりと定着するようになるのがポイントです。
例えるならば、塗料の接着剤の役割があると考えればよいでしょう。つまり最初の下塗りを十分におこなわなければ、そのあとに出る塗料ははがれやすくなります。塗料がはがれやすくなれば、外壁塗料の耐用年数は非常に短くなってしまうことが理解できるでしょう。
ちなみに、下塗りをする場合そのあとに塗る中塗りと上塗りとは違う塗料になるのが基本です。下塗りをする場合の塗料は、透明度ものやクリーム色のものがほとんどです。どちらを選択したとしても、上塗りをするときの塗料と色が混ざり、おかしな色になることはありませんので特に色に関して悩む必要はありません。
中塗りと上塗りの種類を見ておこう
外壁塗装の下塗りが終わった場合は、中塗りと上塗りと呼ばれる方法を実施していくことが必要になります。ほぼ最終工程になりますので、この2度塗りはとても重要です。
なぜわざわざ2回塗るかといえば、塗料をより頑丈にするためです。外壁の塗装は、外の空気から外壁を守るだけでなく雨風からも外壁を守るのが特徴です。強い日差しだったり、冬場の氷点下にも耐えられるようにしっかりと二重に塗ることが重要です。
中塗りと上塗りは、どちらも同じ塗料を使用するのがポイントになります。これらの塗料は、現在油性と2液型シリコン塗料と呼ばれるものが利用されていることがほとんどです。これらを使う理由は、耐久性が高いだけでなく密着度が高いためです。
ただ、これらのうち油性は経験がない人が使うのは少し難しい部分があります。もし業者に依頼する場合には、高級塗料なども使うことができます。素人は、高級塗料を使うとそのポテンシャルを余すことなく使い切ることが難しいですので、やはり業者の腕前が必要になるでしょう。
塗料によっては、断熱性・遮熱性が高まるだけでなく防音性までも高まるものがあります。場合によっては、室内の結露ができにくくなることはいますので、事前にそれらの知識を頭に入れておくとよいでしょう。
金属部分に塗料をする場合の方法
自分で外壁塗装するならば、部分によって売り方が違うことをよく理解しておく必要があります。外壁は、何もサイディングやモルタルばかりではありません。金属部分にも塗装しなければならないことがあります。
建物の中で、金属が使われている部分の一つはベランダでしょう。それ以外にも、金属系サイディングなどが使われている場合には通常の塗料の塗り方と異なることがあります。具体的にどのような点が違うかといえば、まずさび止めを塗ることが必要になります。
特に、湿気が多いところや海から近いところに関しては、さびが発生することも少なくありません。そのため、さびをあらかじめ防止するために錆止めの塗料を塗って腐食を防ぎます。さび止めを塗った後は、そのあと中塗りと上塗りをしていくのが基本になります。
東京で外壁塗装を考えているとすれば、塗料の塗り方をよく理解しておく必要があります。
下塗りおこないそのあとに中塗りと上塗りをおこなっていくのが基本です。中塗りと上塗りは、それぞれ同じ塗料を使うことになるでしょう。金属の部分に関しては、最初にさび止め金具らなければいけません。
特に、潮風が強いところはすぐにさびてしまう可能性があるため、十分なさび止めを塗っておきましょう。そのあと、ほかの部分と同じように中塗りと上塗りをしていくのが基本です。