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外壁の色を決めるときのポイント

公開日:2020/11/01  最終更新日:2020/10/02

外壁塗装は、希望のカラーに塗装できるので気分転換にもなります。まるで新築の家のように変身するのも嬉しい点です。しかしながら色の決め方を失敗すると、思うようなイメージの外壁に仕上がりません。後悔しないように、外壁塗料のカラー選びのポイントについてお伝えします。

カラーパネルはワントーン下げた色を選ぶと良い

外壁の色を選ぶ際に活用されるのが、カラーパネルと呼ばれる色見本です。小さなパネルに色が塗ってあり、そこから希望のカラーを探します。ここで気を付けなければならないのは、小さなパネルで見るのと広い外壁に塗るのとでは、色の見た目が違ってくることです。やはりどうしても、小さな面積に塗られた色のほうが薄く見えます。

広い面積に塗ると、思っていたよりもカラーが濃く見えてしまうのです。その結果、なんだか派手で奇抜な外壁になってしまうことも少なくはありません。この失敗を防ぐためには、カラーパネルを選ぶ際にワントーン薄いカラーにすることです。たとえばピンクの外壁にしたいと考えているとき、カラーパネルで見ていて少し薄いのではないかと思うくらいが、実際に外壁に塗った際、ちょうど良い見栄えになるでしょう。

また多くの業者では、家造りをするにあたってカラーシミュレーションを取り入れています。希望するカラーを実際に使用したときに、どのような仕上がりになるのかを映像で見ることができるのです。外壁塗装の際にもカラーシミュレーションをすることで完成状態をイメージしやすくなります。カラーシミュレーションが使えるのであればぜひとも活用しましょう。

それぞれの色のメリットデメリットを把握しておく

外壁塗装のカラーは、それぞれ一長一短があります。色を決めるときは「好きな色」というだけで選ぶのではなく、メリットデメリットを把握して慎重に考えたいものです。たとえば、ホワイト系はナチュラルで明るい雰囲気になるので人気ですが、どうしても汚れが目立ってしまう点は否めません。

また、黒も意外と汚れた部分がよく見えますが、最近では汚れが付きにくい塗料もあるので業者と相談すると良いでしょう。ホワイトや暖色系は見た目が膨張する特徴があるので、家が大きく見えるというメリットもあります。また、明るいグリーンやブルーなども、さわやかな印象で人気です。これらのカラーを選ぶときには、立地環境も考慮する必要があります。たとえば山に囲まれた田園地帯のような場所にたたずむ家の場合、外壁をグリーンにすると田んぼや木々と一体化してしまいます。

緑が多い立地にあるのなら、緑に映える赤やオレンジなどのカラーにするほうが見た目としておしゃれになるでしょう。目立つぶん、高級住宅街などでは周りと違い過ぎて迷惑がられる可能性もあるため注意が必要ですが、条件さえクリアしていればおしゃれで見栄えが良くなるでしょう。このように、環境に合ったカラーを選ぶことも大切といえます。

ツヤの有無も考慮しよう

外壁塗料には「ツヤ無し」と「ツヤ有り」タイプがあります。ツヤの有無によって同じカラーでもまったく異なります。塗料のカラーを決める際には、ツヤに関してもどちらにするか考えることがポイントです。マット調と呼ばれるカラーがありますが、マットとはツヤがないことです。ツヤ有りのほうが見た目が光沢を帯び、どこか光ったような明るいトーンになります。

一方でツヤ無しは、落ち着いた雰囲気でテカリがありません。ツヤに関しては、実際にツヤ有りとツヤ無しの外壁塗装を施しているモデルハウスを見ると分かりやすいです。ツヤは7部ツヤや3部ツヤなどにすることもできます。イメージ通りの外壁にしたいならば、ツヤにもこだわってカラー選びをしましょう。

 

このように理想の家にするためには、カラーパネルをワントーン落とすことやツヤの有無にもこだわることが必要です。まずは自分の理想とする外壁カラーを定かにしましょう。せっかく決めたカラーも、業者にうまく伝わらなければどうしようもありません。雑誌の切り抜きやインターネットの画像などを上手に活用して、的確にイメージを伝えるようにしてみましょう。思い通りの外壁に仕上げるためには、慎重なカラー選びと入念な打ち合わせが欠かせないといえます。

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